SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporaryを気に入って使っており、F1.4の明るさは夜景を撮るには便利ですが、そのF1.4を利用して背景をぼかした写真を撮りたい場合、昼間だと露出オーバーで白飛びしてしまうことがあります。
また、写真撮影であればシャッタースピードを1/4000など限界まで早くすることができますが、動画撮影の場合はフレームレートの他いくつかの条件によって変わってきますが1/100秒や1/50秒にする場合が多く、露出オーバーになりやすいです。
そこでこの可変式NDフィルターを購入しました。
この写真では緑色がかっていますが、実際に撮影した結果は若干の色被りが見られるものの、この写真ほど緑色がかった変化は感じられません。
減光した状態
ND2からND32まで無段階調整可能です。回転リングに適度な粘りというかトルク感があり、使いやすいです。
SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporaryにつけた状態です。
このNDフィルターの上からキャップをつけることができるので、つけたまま持ち運ぶのも楽です。
しかし、このNDフィルターの外形直径が、SIGMA 16mmレンズの外形直径より大きく、このNDフィルターをつけた状態ではレンズのフードをつけることができません。
フードを先につけてからこのNDフィルターをつけるのは可能ですが、コツがいる上に外すのが困難になるため、おすすめしません。
フードを反対側につけてNDフィルターをつけることはできます。
SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporaryのフィルターサイズは67mmです。
別サイズもあります。
SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporaryのフィルターサイズは52mmです。
SIGMA 30mmにつけた状態です。このフィルターに別のフィルター(プロテクトフィルターなど)をつけることはできません。
このNDフィルターの上からキャップをつけることはできますが、SIGMA 16mmの場合と違い、ちょっとコツが必要で、かろうじて引っ掛けてとまっているような印象です。
SIGMA 16mmの場合と同様、このNDフィルターをつけた状態ではレンズのフードをつけることができません。
SIGMA 16mmの場合と同様、フードを先につけてからこのNDフィルタをつけるのは可能ですが、コツがいる上に外すのがやや困難になります。
フードを反対側につけてNDフィルタをつけることはできます。
以下テスト作例です。(α6400+SIGMA30mm F1.4使用)
●ISO100 F1.4 SS1/4000 NDフィルターなし
背景を目一杯ぼかすためにF1.4にし、明るい日中のためISO100、シャッタースピードを限界の1/4000にしても、やや白飛びしています。
●ISO100 F1.4 SS1/4000 K&F Concept 可変式 NDフィルター ND2
減光効果が一番少ない状態です。実際にはNDフィルターで暗くなりすぎる場合はシャッタースピードなどで調整すると思いますが、ここでは比較のため条件を同じにしてあります。
●上の写真をAdobe Lightroomで補正した状態です。このへんは好みだと思いますが、NDフィルターなしの状態よりも明るい部分のディテールが出ています。
●ISO100 F1.4 SS1/4000 NDフィルターなし
●ISO100 F1.4 SS1/4000 K&F Concept 可変式 NDフィルター ND2
●上の写真をAdobe Lightroomで補正した状態
52mmも67mmもフィルターのケースは同じサイズでした。
【国内正規品】 K&F Concept NANO-X バリアブル NDフィルター 52mm 減光範囲ND2~ND32 / MRCナノコーティング/X状ムラなし KF-52NDX2-32
Amazonリンク
2021年8月現在上のリンク先AmazonのページにはND2-ND32の52mmがグレーアウトしています。
ND8-ND128の製品もありますが、ND128の減光効果があるのかはわかりません。