2019年6月時点ではまだコンテンツがさほど充実していませんが、有料・無料のゲームや動画のコンテンツはいくつか揃っており、YouTube上のVR映像(
映像の解像感はコンテンツの解像度次第で変わってきますが、YouTube上の同じVR動画で比較すると、私が以前試してみたスマホVR( KIWAMI 2とVRゴーグルVirtoba X5)で見た時と比べて解像感が高く、その場にいるように感じることができます。概ね4K以上の動画であればクリアに見えるようです。
▶︎スマホVRについてはこちらの投稿をご覧ください。
また、VR上で3Dでも360度でもない映像を楽しむ人がいることを、自分で見てみるまで感覚的に分からなかったのですが、広いリビングの壁にプロジェクターで投影した大画面で見ているように感じることができます。
ケースは別売です。
映画「トロン」にも通じるSF調の広い空間で、両手に持つライトセーバーを使って前方から次々に飛んでくるキューブを斬って点数を稼ぐゲームです。
赤と青の世界観が印象的です。障害物をよけながら赤いキューブは赤のライトセーバーで斬り、青いキューブは青のライトセーバーで斬る必要があります。斬る方向も決まっていて、それなりに集中力と運動神経が必要で楽しいです。デモ版(無料)でも結構楽しめます。
YouTube上には実写やCGなどの360度映像や3D映像がアップされていて、VRで見ることができます。360度映像と3D(立体視)映像は見え方が違います。360度で3Dの映像、360度で3Dではない映像、180度で3Dの映像などいろいろあります。
・攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver公式ティザー映像・立体360°VR版
3DCGによる表現で、主人公素子の機械の身体が組み上がっていく前半と、テロリストに操作されていると思われる戦闘ロボットと戦う後半によって構成された映像です。
・HELP
CGと実写の合成で、空から落ちてきたエイリアンが徐々に巨大化しながら暴れまわる映像作品です。迫力があります。
・Dreams of Dali: 360°Video
ダリの絵画の中に入り、荒涼とした世界の中、巨大な建造物のまわりを飛んでまわります。風の音、効果音、ラジオから聞こえてくるような朗読なども合わさり美しく不思議なダリの世界観を表現しています。
その他MMD(ミクミクダンス)にも360度や3Dのものがあり、特に3Dの立体視で見ると面白いです。
ストリートビューのVR版です。世界地図上で場所を指定し、その場にいるように360度見回すことができます。
自分が行ったことのある場所、行きたい場所、一生行くことがないであろう場所などを見てまわるのは面白いです。ランダムボタンもあります。動画ではなく静止画なのはストリートビューと同様で、立体視ではない360度写真ですが、パソコン画面上のストリートビューでは味わえない臨場感があります。
『ジュラシック・ワールド』はたしかにVR向きのコンテンツですね。CGは実写のようなクオリティで作られています。すぐそこ、自分の目の前に恐竜がいるように立体的に見えるのは、VRならではです。IMAX 3Dでもこれは体験できません。
▶︎『ジュラシック・ワールド』についてはこちらの投稿をご覧ください。