カメラをゆっくりパンすることができる自動回転雲台です。主にタイムラプス撮影時に使います。
SevenoakはShenzhen Jiayz Photo Industrial., Ltd.のブランドです。
Sevenoakウエブサイト
http://www.sevenoak.biz/
すでに1年以上使用してきており、だいぶ汚れもついてきています。
充電用のUSBケーブル付属です。
ここでは説明のため小型の三脚に乗せていますが、下部にネジ穴があり、もちろん通常の三脚にも乗せることができます。
充電用のUSBポートがあります。
充電中はランプが赤になります。
充電が終わるとランプが緑になります。充電はこの方法のみで、乾電池などには対応していません。
電源スイッチです。電源を入れると右側のランプ類が点灯します。
電源が入っていない状態の操作面です。
電源を入れた状態です。緑と赤(写真ではオレンジ色に写っています)のランプが2段になっており、表示から分かるように、緑のランプが回転させる角度を表し、赤のランプがそれを何分かけて回転させるかを表しています。下部のボタンを押して設定します。
Durationボタンを押すごとに15°→30°→45°と変わっていき、360°の次はまた15°に戻ります。
R.Tボタンを押すごとに5’(5分)→15’(15分)→30’(30分)→60’(60分)と変わっていき、60’の次はまた5’に戻ります。回転角度と時間は、ランプで表示されている組み合わせの中で自由に設定できます。
DIRランプは回転する方向を表し、点灯時は時計回りです。下部のDurationボタンとR.Tボタンを同時に押すとDIRランプが消え、反時計回りとなります。Start/Stopボタンを押すと、設定した時間で設定した角度回転して止まります。自動的に左右往復する機能はありません。
この回転雲台の上にカメラを直接乗せることもできますが、カメラアングルを微調整したい場合、この回転雲台ごと傾けると回転の軸が垂直でなくなってしまいますので、回転雲台の上に別の雲台を追加してそちらでアングルの調整をすると、回転軸の垂直が維持できます。ただし意図的に回転軸を傾けたい場合はその限りではありません。
360°を5分で回転させる設定が一番回転スピードが早いですが、それでもかなりゆっくり回転します。そのため動画撮影に使うことは少ないと思いますが、回転時の音は微かですので、仮に動画撮影で使用する場合でも、無音の環境で撮影するのでない限り気にならないのではないかと思います。
この回転雲台を使用して制作した動画の例です。カメラはCANON EOS Kiss X3です。
ポラロイドからも同製品が販売されています。sevenoakからはUSB充電に加えて単3乾電池にも対応しデジタル表示にモデルチェンジされた製品が販売されています。