日常用のカメラとして、CANON EOS Kiss X3(2009年4月発売)と以下のレンズ3本体制で10年ほど使ってきました。
EF-S55-250mm F4-5.6 IS(望遠ズームレンズ)
及び
EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM(広角ズームレンズ)
軽くて使いやすいために旅行時もアメリカ滞在中も出番が多かったのですが、いろいろと不満に感じる部分が出てきたためそろそろ買い替えようと思い、CANON製を中心にかなり長く検討した後、結局 Sony α6400を購入しました。
EOS Kiss X3と私の持っているレンズで不満に感じていたのは以下の点です。
・標準ズームレンズEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS、望遠ズームレンズEF-S55-250mm F4-5.6 IS、広角ズームレンズEF-S 10-22mm F3.5-4.5 USMの3本で十分な焦点距離をカバーしているものの、特に旅行などではレンズの交換が煩わしく感じることが多かった。
・EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS、EF-S55-250mm F4-5.6 ISで撮影した画面周辺部がシャープではなく、単焦点レンズを購入して使ってみて解像感の向上は確認できたが、自分にとっては単焦点レンズだと旅行などでぱっとフレーミングして撮影するのに向かない。
・ファインダー視野率が95%のためシビアにフレーミングしづらい上に、修理すれば直るかもしれないが、ファインダーで見えるフレーミングに対し実際に撮った画像が上にずれてきて、少しチルトダウンしたようなフレーミングになってしまっていた。
・有効画素数が約1510万画素で、やや物足りなくなってきた。
・時々にしか使わないものの、動画撮影では露出やISOがマニュアル操作できず、しかも1280×720だと30P、1920×1080だと20pまでしか撮影できない。また、30分以上の録画ができない。
CANONの後継機はすでに何代も更新されており、一方、様々なメーカーからミラーレスやフルサイズなどの魅力的なカメラが出て話題になっていたため2018年あたりから様々なメーカーのカメラを検討しましたが、どれもどこかが優れている反面どこかに見過ごせない欠点があり、なかなか買い替えるカメラを決められませんでした。
その後SONY α6400が発売され、完璧ではないものの自分にとって必要な要件を持ったカメラだとわかりましたので、購入しました。
小型軽量で、写真も動画もAF(オートフォーカス)機能が優れ、4K動画が撮れ、動画連続撮影時間の30分制限もなく、その他様々な部分がEOS Kiss X3より優れているだけでなく、メーカーに関わらず他の現行カメラと比較しても、欠点が少ないと思いました。
α6400はUSB給電ができ、USB給電しながらでも撮影できます。
朝9時から夕方17時までα6400で写真と動画を切り替えながら1日撮影をした時には、モバイルバッテリーからUSB給電をしたままにしました。
大容量25000mAhのこのモバイルバッテリーを使いましたが、10000mAh程度のもっと軽いモバイルバッテリーで十分だと感じました。ちなみにα6400の純正バッテリーNP-FW50は1020mAhです。
このバッテリーについてはこちらの記事もご覧ください。