ビデオカメラや照明器具用のバッテリーであるソニーNP-F970は値段が高く、ソニーのサイトによると希望小売価格18,500円+税、ソニーストアでは17,380円+税となっており、複数の照明器具を屋外で使う必要がある場合、必要なバッテリーの合計金額が高額になってしまいます。
そこで試しに安価な互換バッテリーを購入してみました。バッテリー2個に充電器などがついて5000円以下です。
開封の様子と、いくつかの照明機器での互換性テスト、互換バッテリーは避けるべきか使っても大丈かについてお話しします。
それなりの重量があります。
いくつか試した結果としては、小型の照明器具には使えました。
Aputure Amaran AL-F7
このライトについてはこちらの投稿もご覧ください。
【Aputure正規代理店】Aputure Amaran AL-F7 3200-9500K CRI/TLCI 95+ 15W 256ビーズ LEDパネル オン-カメラ 撮影用ライト 定常光ライト
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Viltrox L116T
この組み合わせは当サイトの物撮りのためにも使っています。このライトについてはこちらの投稿もご覧ください。
しかし、業務用に使用するLEDライト VLP-12500XPでは微妙な加減で物理的に接続できませんでした。今回購入したバッテリーは構造的に見た目はNP-F970と同じなのですが、NP-F970の方は金属のコネクタ部分の先端が微妙に開いているのに比べてこちらはそこまで開いておらず、おそらくそのせいでVLP-12500XPだと繋がらないのではないかと思います。
LEDライトプロVLP-12500XP
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互換バッテリーを使う場合はいきなり複数個買ったりいきなり本番で使うことはせず、一度試してみることをおすすめします。また、値段と信頼性がトレードオフになっている前提で利用するといいと思います。以下、用途別の考え方です。
●業務用途(クライアント用動画のための撮影や社内用途での撮影)の場合
・一度も試さずに本番で使うべきではない
・メインのバッテリーとして使うのは避けた方がいい
上で解説したように物理的につかない場合がありますので、互換バッテリーの導入を検討するのであれば、とりあえずテスト的に購入してみて、実際に使う予定のある機器や使うかもしれない機器に取り付けられるのか試してみることをおすすめします。
物理的につく場合でも、事前にテスト的に1時間程度は使ってみて最低限の性能があるか確認しておくことをおすすめします。
物理的な接続と性能の確認ができていれば、業務用途であっても安価なバックアップバッテリーとして使うのはアリではないかと個人的には思います。
●個人用途(個人で活動しているユーチューバーなども含む)の場合
個人用途であれば仮に何かトラブルがあっても自分が困るだけですので、値段と信頼性がトレードオフになっている前提で利用するのはアリだと思います。私は当サイトの製品撮影時に照明器具用として使っています。
ユーチューバーのライブ配信などでの使用はリスクがあることを認識しておく必要があります。