大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いサイズの液晶ペンタブレット Wacom Cintiq 16

大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いサイズの液晶ペンタブレット
ワコム DTK1660K0D Wacom Cintiq 16

手首のストロークを使って細やかな作業をする必要があり、液晶ペンタブレット、Wacom Cintiq 16(ワコム DTK1660K0D)を購入しましたので紹介します。

Wacom(ワコム)WEBサイトの Cintiq 16(DTK1660K0D)の製品ページ
https://estore.wacom.jp/ja-JP/products/wacom-cintiq/dtk1660k0d.html

→その後同じ名称Wacom Cintiq 16のまま型番が変わり、バージョンアップしました。(2025年6月26日発売)

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000290.000016902.html?utm_source=chatgpt.com

主に次の違いがあるようです。
・最大表示解像度が上がった
・応答速度が速くなった
・薄型ベゼルとなり、ややコンパクトになった
・値段が上がった
Wacom(ワコム)WEBサイトの新旧製品の比較ページ
https://estore.wacom.jp/ja-JP/category/pen-displays/wacom-cintiq/16.html#block-comparison

当記事は旧製品(2025年8月現在)Wacom Cintiq 16(ワコム DTK1660K0D)についてとなります。

私は、デザイン・画像制作、写真修整・調整、映像・3DCG制作、WEB制作など、パソコンでの作業は基本的に全てトラックボールマウスで操作しています。

▶︎トラックボールマウスについてはこちらの投稿をご覧ください。

しかし、マウスやトラックボールマウスが苦手とすることがあり、それは、手首のストロークを使って滑らかな曲線を描くことです。

以前、小型のペンタブレットを使ったことがあるものの、ここのところ全く使っていなかったのですが、今回は液晶ペンタブレット、Wacom Cintiq 16(ワコム DTK1660K0D)を購入しました。

液晶ペンタブレットは画像上の描きたい場所にペン先をあてて描けるのが最大のメリットで、「描く」感覚の楽しさがあります。液晶ではないペンタブレット同様、通常のモニター画面を見ながら作業することもできます。

ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

スペック

外径:縦285mm 横422mm(フチ含む)
表示サイズ(読取可能範囲):15.6型(縦193mm 横344mm)
最大表示解像度:1920 x 1080(フルHD)
AG(アンチグレア)フィルム(剥がせない)
バッテリーレスペン、充電不要
傾き認識サポート
内蔵スタンド搭載
Pro Pen 2付属 幅広いペンのラインアップ

 

表示サイズが縦(短辺)193mm 、横(長辺)344mmですので、縦がA4サイズの短辺より短め、横がA4サイズの長辺より長めです。(A4:210mm x 297mm)
大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いサイズです。ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

裏に足が収納されていて、足を出すと、タブレットを斜めに置くことができます。ワコム 液晶ペンタブレット Cintiq 16

「描く」操作感で使うのが楽しい液晶ペンタブレット

前述のとおり、私は、PhotoshopやIllustrator、After EffectsやPremiere、WordPress、サブ的にLightroomやAudition、たまにBlenderを使いますが、デザイン・画像制作、写真修整・調整、映像制作、3DCG制作、WEB制作やブラウザの操作なども含め、パソコンでの作業は基本的に全てトラックボールマウスで操作しています。

それで通常は全く問題ないのですが、筆圧の強弱をつけながら手首のストロークを使って滑らかな曲線を描くような操作、つまり絵を描くような操作の場合はマウスやトラックボールマウスでは困難です。

マウスやトラックボールマウスは、たとえデザインや絵の作業をしている場合でも手の感覚としては「操作」をしている感覚ですが、ペンタブレットや液晶ペンタブレットでは「描く」感覚の楽しさがあります。

特に液晶ペンタブレットでは、液晶上で直接「描く」ことも、液晶のないペンタブレット同様、より大画面の目の前のモニターを見ながら描くこともでき、便利です。

▶︎27インチのモニターについてはこちらの投稿をごらんください。

2024年12月

使っているモニターが27インチでそこそこ大きいため、その後液タブに慣れるにつれ、液タブを使いながらも目の前のモニターを見ながら作業した方が大きな画面で細やかな作業ができ、液タブが単なる「デカくて重いペンタブ」に成り下がっていきました。

それなら小型ペンタブでいいのでは?と思い、小型ペンタブも購入しました。

▶︎小型ペンタブについてはこちらの投稿をご覧ください。

こちらは小型でワイヤレスでも使えるため、取り回しのしやすさ、使いやすさは圧倒的です。

しかし、Wacom Cintiq 16(のペン)の方が読取分解能や筆圧レベルが高く、滑らかな描画をしたいときに差が出る印象で、また、「デカくて重いペンタブ」であってもWacom Cintiq 16の作業面の広さがちょうどいいため、結局Wacom Cintiq 16を使い続けています。

夏に長時間使っていると「暑く」なる

夏に長時間使っていると周辺が「暑く」なります。液タブ本体が触れないほど熱くなる、ということではなく、液タブがそれなりに熱を発している状態で何時間も作業していると、置いている手も暖かく、顔周辺も「暑く」なってきます。