カメラ手持ちの動画撮影をする場合、ジンバルを使うとブレの少ない映像が撮影できます。
ZHIYUN(ジーウン)というメーカーのWEEBILL S(ウィービル・エス)というミラーレスカメラ用ジンバルを紹介します。
ZHIYUN TECH JAPANウエブサイト
https://zhiyun-tech.jp/
2024年追記
ZHIYUN社の日本代理店は2024年4月26日にVANLINKS株式会社から株式会社ケンコー・トキナーに変更されたとのこと。
軽量(895g)コンパクトでありながら、同社の前モデル「WEEBILL LAB」と比較してモーターの出力が300%アップ、応答速度も50%向上したとのことです。
WEEBILL Sは軽量コンパクトなため持ち運びしやすく、SONY α6400との相性もいいと思います。α6400と合わせてもさほど重くないので長時間ジンバル撮影をしても疲れは少ないです。
下の写真はWEEBILL Sにα6400 +とSIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporaryの組み合わせを乗せた例です。
使用中の例です。
撮影した動画
▶︎SONYα6400 + TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VCについてはこちらの投稿をご覧ください。
▶︎格安コンパクトマイクロフォン BOYA BY-MM1についてはこちらの投稿をご覧ください。
ZHIYUNウエブサイトに記載されたWEEBILL Sのスペックに明確な耐荷重は書かれていないようですが、Maximum Compatibility Setup(最大の互換セットアップ)がCanon 5D4+24-70F2.8 IIと書かれています。
ですので、WEEBILL Sで使える最大重量は1695gあたりだと解釈することができると思います。
WEEBILL SにSONY FX30とSONY E PZ18-105 F4の組み合わせを載せて撮影したことがあります。
WEEBILL Sが軽量(895g)なのに比べ、これでもやや重く感じました。
ただ、ジンバル操作の慣れと技術にもよると思いますが、α6400にはボディ内手振れ補正がありませんので、手ぶれ補正のないレンズとの組み合わせの場合、完全に滑らかにするのは難しいです。
例えばα6400 + SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporaryの組み合わせの場合α6400にもSIGMA 16mmにも手ぶれ補正がありませんので、カメラ手持ちに比べればWEEBILL Sでかなり滑らかな映像が撮影できますが、どうしてもブレは出てきます。
SONY SEL1018 広角ズームレンズ E 10-18mm F4 OSSでも試したところ、こちらは手ブレ補正がついていますので、やはりSIGMA 16mmよりブレが少ないように感じます。SIGMA 16mmのF1.4が必要でなければ、α6400との組み合わせはいいと思います。
三脚部分の足をたたんでそのままハンドグリップ(持ち手)にすることも、取り外して本体後部に斜めに取りつけてハンドグリップにすることもできます。
あるいは、取り外して付け替えるのが煩わしい場合は、純正の同じ三脚部分を買い足すか、別メーカーの小型三脚を使うと便利です。