Apple AirPods Proを、気になる点もあるものの小型で取り回しが良いためなんだかんだで2年半使ってきましたが、色々と不具合も出てきて、しかもスマホを買い替えたタイミングで古いスマホとのBluetoothのペアレントを解除しても新しいスマホで認識されず、不具合のあるものを時間をかけてトラブル対処するより買い換えることにしました。
▶︎Apple AirPods Proについてはこちらの投稿をご覧ください。
色々とリサーチして、Jabra Elite 7 Proを購入しました。
個人的に、家電などはどこかが突出して優れていてもどこかに欠点があるのは好きではなく、まんべんなく満足感のある本製品は購入して良かったと思います。ざっくりとした概要と印象は以下です。
●Apple AirPods Proの半額
●ケースも本体もデザインや質感が良い
●ケースのサイズは大きすぎずちょうど良い
●装着感は悪くない
●音質はノーマル(イコライザーで調整可能)
●ノイズキャンセルはきっちり効く
ノイズキャンセリング:調整可能なアクティブノイズキャンセリング
ヒアスルー機能:〇
マイク性能:Jabra マルチセンサーボイスTM
スピーカー:6mm
片耳モード:〇
コーデック:SBC / AAC
バッテリー持続時間:イヤホン本体 8時間、ケース充電と併用で最長30時間
急速充電:5分の充電で1時間使用可能
ワイヤレス充電:〇
防塵・防水性能:IP57準拠
Bluetooth:Bluetooth 5.2
マルチポイント(同時接続):2台まで同時接続
ペアリングデバイス:8台までペアリング可能
箱
外箱を外した状態
内容物
サイズ比較
Apple AirPods Proのケースの質感はツルツルしていて滑りやすかったですが、こちらはマットな質感で、こちらの方が好みです。
ロゴの面はチタン色になっています。角度によって反射の具合が変わります。
Apple AirPods Proとの比較
スマホのアプリJabra Sound+は使いやすく、様々な調整ができます。
音楽用イコライザー
イコライザーには「ニュートラル」「音声」「低音ブースト」「トレブルブースト」「スムーズ」「エネルギー」の6つのプリセットがあり、それぞれを元にして自分でイコライザーのグラフ上で調整もできます。
ANCをパーソナライズ
ノイズキャンセリングをパーソナライズすることができます。
MySound
聴力プロファイル(周波数ごとの聴力テストをします)に合わせてオーディオを最適化できます。
MyControls
ボタンの機能をカスタマイズできます。
サウンドスケープ
面白い機能としては、サウンドスケープとして、ピンクノイズ、ホワイトノイズの音のほか、滝の音、ダイビングの音、波の音、雨の音、鳥のさえずり、洞窟の音その他の音を出すことができ、環境音として聞くことができます。
ノイズキャンセルはきっちり効く
全ての状況で確認したわけではありませんが、ノイズキャンセルはきっちり効きます。
静かな屋内から強めの雨音が聞こえる時にノイズキャンセルしてみましたが、かなり雨音が低減されました。Apple AirPods Proではあまり低減されませんでした。
ノイズキャンセル耳栓として使える
Bluetoothにつながない状態でもノイズキャンセル機能が使えます。
逆さまにしてもケースから落ちない
イヤホンはケースとマグネットでくっつくため、ケースのフタを開けた状態で逆さまにしてもケースから落ちません。
値段も含めたトータルの満足感はApple AirPods Proよりも高いです。
あえてJabra Elite 7 Proの欠点を上げるとすれば、以下の点があげられます。
耳への挿入方向がわかりづらい
AirPods Proはイヤホンに棒状の部分があるため装着時に上下がわかりやすいですが、Jabra Elite 7 Proではややわかりづらく、指で本体の形状を確認しながら耳の穴に収まりの良い位置に挿入する必要があります。まあ、慣れの問題かもしれません。
耳への挿入時にボタン部分を触ってしまう場合がある
本体がボタンにもなっているため、指で本体の形状を確認する時にボタン部分(ロゴのあるたいらな部分)を触ってしまう場合があります。