M1 MacBook Air (2020)

M1 MacBook Air

評判の良いM1 MacBook Air (2020)を購入しました。以下についてお話しします。

・購入した理由
・購入したスペック(構成)
・開封の様子
・初期の印象と気づいた点
・Photoshop、After Effectsの使用感

・Blenderの使用感
・WordPressにログインできない場合

購入した理由

●理由1
2011年に購入したiMac (21.5-inch, Mid 2011)を自宅のメインPCとして10年ほど個人での映像制作、デザイン、写真管理などに使い続け、ここ数年はブログ作業もしてきましたが、OSの起動が遅く動作がもっさりしていると感じていました。家電は可能なら10年は使いますが、重いプロジェクトの作業を効率化する必要があり、そろそろ買い替え時だと感じていました。

●理由2
理由1と関連しますが、21.5インチのiMacのモニタは映像制作には小さいと感じており、一時期は27インチのiMacを購入しようかと考えたこともありますが、そこそこのスペックにすると値段も上がるため保留にしていました。M1 MacBook Airと27インチ以上の安めのモニタを買えば、比較的安価に大画面化できます。

●理由3
2005年版のPowerBook G4をまだ持っていますが、CPUがPowerPC G4で古く、本体がかなり重いため、ずっと使っていませんでした。持ち運べて出先でも編集できる軽量のノートパソコンが欲しい、できればMacで、と思っていましたが、軽量のノートパソコンはWindowsでスペックも最低限の印象だったためずっと保留にしていました。

MacBook Air でもまだやや重いと感じるのですが、M1 Macの評判が良かったため、iMacからの買い替え(買い足し)と持ち運び用を兼ねることができそうだったためこのタイミングとなりました。

スペック

購入した構成は以下です。

・8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine搭載のApple M1チップ
・16GBユニファイドメモリ
・1TB SSDストレージ
・Touch ID
・Thunderbolt / USB 4ポート x 2
・感圧タッチトラックパッド
・True Tone搭載Retinaディスプレイ
・バックライトMagic Keyboard – 日本語(JIS)
・アクセサリキット

色はスペースグレイです。

 

開封など
 
M1 MacBook Air 2020 箱 ナナメ ビニール付き
梱包用フィルムをはがすための持ち手があります。
M1 MacBook Air 2020 箱 ナナメ ビニールはがし
 
M1 MacBook Air 2020 箱 ナナメ ビニールはがし
 
M1 MacBook Air 2020 箱
 
M1 MacBook Air 2020 箱の中
 
シンプルですね。
M1 MacBook Air 2020 箱の中
 
M1 MacBook Air 2020
 
M1 MacBook Air 2020 内容物
 
M1 MacBook Air 2020
 
M1 MacBook Air 2020 設定始め

 

初期の印象と気づいた点

これから設定、検証をしつつ制作環境を移行していこうと思いますが、初期の印象と気づいた点です。

・開封後充電せず、バッテリー駆動で起動させたまま初期設定中に離席したりしましたが、初期設定終了後の内臓バッテリー残量は80%でした。もともと何%充電されていたのかはわかりません。

内臓スピーカーは十分にいい音だと感じます。

起動が早いです。Mid 2011のiMacと比べると以下のようになりました。

MacBook Air (2020)
フタを開けると起動する。
・フタを開け、「ジャーン」と起動音が鳴ってからログイン画面まで約16秒
・ログインパスワードを入力したあとエンターしてからデスクトップが表示されるまで約10秒
・デフォルトでインストールされているSafariを起動し、すでにアイコンが表示されている状態でGoogleを選び、Googleの起動まで約4秒
・検索して結果のページが表示されるまで約10秒
・合計(起動から検索結果表示まで)約40秒

Mid 2011のiMac
・電源ボタンを押してからログイン画面まで約1分55秒
・ログインパスワードを入力したあとエンターしてからデスクトップが表示されるまで20〜30秒だが、まだ内部的には起動しきっておらず、その後もHDDにアクセスし続ける
・起動後すぐブラウザを立ち上げ、立ち上がるまで1分30秒〜3分30秒程度
・検索して結果のページが表示されるまで30秒〜1分30秒程度だが、表示された後も起動しきっておらず新たな入力はすぐに反映されない
・合計(起動から検索結果表示まで)5分〜8分程度(その時の状況による)

上記の比較は条件を厳密に合わせてはいません。iMacの方は状況によって変わってきますが、起動してからまともに使えるようになるまで10分近くかかる印象です。もともとの性能のほか、経年劣化や長年の使用で様々なユーティリティが入っていることが影響しているかもしれませんが、圧倒的な差ですね。

MacBook Air + Elecife 12-in-1 USB C ハブ+ DELLモニタ

・フタを開けると起動しますので、外部キーボードとUSBハブを介した外部モニタを使って、クラムシェルモードでMacBook Air本体のキーボードには全く触らずに使うことができます。

上の写真に写っている12-in-1のUSBハブについてはこちらの投稿をご覧ください。

M1 MacBook Air 2020でPhotoshop、After Effectsの使用

Photoshop2021
基本的な機能しか使っていませんが、特に問題なく使えています。

After Effects2020
特に問題なく使えています。ただし、MacBook Air やM1チップの問題ではありませんが、プラグインがそのまま移行はできませんでした。

今までのiMacで使っていたAfter Effectsのエフェクトプラグインの中に、既に販売終了していたり、単体販売がなくなり他のプラグインとのセットでしか購入できないようになっているものがあり、iMacで作業したAfter Effectsのプロジェクトファイルをそのままエフェクト込みで開くことができませんでした。

Macから引き継いでMacBook Air 2020で作業する場合、レンダリングはiMacで行う必要があります。

M1 MacBook Air 2020でBlenderは使える

ごく基本的な機能しか使っていませんが、M1 MacBook Air 2020でBlenderは使えています。Blenderのバージョンは2.83.12です。

ただし、重めのシーンの作業中にBlenderが突然落ちることがあります。M1 MacBook Air 2020のせいか、相性の問題か、単純に自分の扱っているシーンが重すぎるせいか、原因は不明です。

M1 MacBook Air 2020とBlenderについてはこちらの投稿をご覧ください。

M1 MacでWEBブラウザからWordPressにログインできない場合の対処

これまではWordPressの作業をMid 2011のiMacのFirefoxで行っていました。M1 MacBook Air 2020への移行にあたってMacの標準WEBブラウザであるSafariを使う方がいいかなと考え、何度かSafariで作業をしていたのですが、ある日突然WordPressにログインできなくなりました。ログインしようとするとSafariがフリーズし、レインボーカーソルが回ったままになります。

ネットが重いのかなと考え、翌日またログインしようとしましたが、やはりログインできませんでした。

ログインできていた時とできなくなるまでの間にWordPressやプラグインの更新やインストールは行っておらず、何か負荷になるようなことはやっていないと思いますので、原因不明です。

原因の検証はしていませんが、Firefoxもバージョン84.0でM1 Macにネイティブ対応していたので、FirefoxをインストールしてWordPressにログインしたところ、ログインできました。

上記リンク先MacBook Airのシステム構成は、8GB RAM, 512GB SSDです。