PL(偏光)フィルターで反射光をカットして、紅葉、風景を鮮やかに撮影する
旅行やハイキングで風景などを撮った時に、白茶けて(色があせて白っぽくなって)写ってしまう場合があります。これは、葉などに光が反射していることが原因の場合が多いです。
こういう時にはPL(偏光)フィルターが有効です
紅葉のシーズンなどにはカメラと共に持っておきたいフィルターです
白茶けた写真の例
α6400 + TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC 焦点距離18mm 1/160 F8.0 ISO320
手持ち撮影
PLフィルターを使った場合
α6400 + TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC 焦点距離18mm 1/160 F8.0 ISO640
PLフィルター(MARUMI Circular PL)で反射光をカット 空も青く写ります。
手持ち撮影
PLフィルタを使うと暗くなるので感度をISO640にしましたが、まだやや暗かったため、Lightroomで多少明るさを調整してあります。
下の2枚の写真を比べると、PLフィルターの効果がわかると思います。
反射がある状態
PLフィルターで反射光をカットした状態
MADE IN JAPANとなっています。
PLフィルターは枠が2重になっていて、前枠を回転させてフィルターの効果を調整します。
一眼レフカメラの場合はその構造上PLフィルターはサーキュラーPL(Circular PL/CPL=円偏光)フィルターにする必要がありますが、α6400などのミラーレス一眼カメラの場合は普通のPL(偏光)フィルターが使えるかもしれません。(未確認です)
α6400 + TAMRON 18-200mm + MARUMI Circular PLフィルター
私が使っているものとバージョン・世代などが異なっている可能性があります。
α6400 + TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC 焦点距離18mm 1/160 F8.0 ISO160
フィルターなし
手持ち撮影
α6400 + TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC 焦点距離18mm 1/160 F8.0 ISO640
PLフィルター(MARUMI Circular PL-以下同様)使用
手持ち撮影
α6400 + SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 焦点距離18mm 1/125 F8.0 ISO500
フィルターなし
手持ち撮影
α6400 + SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 焦点距離18mm 1/125 F8.0 ISO1250
PLフィルター使用
手持ち撮影
α6400 + TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC 焦点距離49mm 1/200 F5.6 ISO640
フィルターをつけてPLの効果を最小にした状態
手持ち撮影
フィルターをつけてPLの効果を最大にした状態 霞にも効果があるようです。
手持ち撮影
▶︎高尾山で撮影したその他の紅葉の写真の作例はこちらの投稿を御覧ください。
高尾山で鮮やかな紅葉を撮影するための2つのアドバイス
PLの効果は加減することができます。
α6400 +SONY E 10-18mm F4.0 焦点距離17mm 1/100 F5.6 ISO100
フィルターをつけてPLの効果を最小にした状態
手持ち撮影
フィルターをつけてPLの効果を中間にした状態
手持ち撮影
フィルターをつけてPLの効果を最大にした状態
手持ち撮影